リーダーシップはもちろん偉人も発揮しています。ここでは日本の歴史上で、もっとも人気があるといわれる織田信長について見てみましょう。
初代ドイツ帝国で宰相だったオットー・フォン・ビスマルクが残した言葉。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ということもありますから。
織田信長は目標設定をし、達成のため自ら動くというリーダーシップタイプ。
有名な桶狭間の戦いでのこと。2万5千ともいわれる駿河の今川義元軍の大軍に対し、織田軍はたった2千ともいわれる兵で打ち破った戦い。
圧倒的な形勢不利を前に、籠城するか全軍突入かで議論が伯仲。そんななか織田信長は単騎で飛び出します。
城を飛びたす信長の姿を見た兵は、後を追い出陣。熱田神宮で戦勝祈願をする時でも、集まったのはせいぜいとも言える2千の兵。
これからの戦いを前にして、家臣たちに織田信長はこう告げています。「分捕り」はなすべからずと。当時は戦いでは、討ち取った相手の戦利品を奪う行為(分捕り)が認められていました。
さらにこうも言っています。勝てば ここにいる者は末代まで、尾張の国の英雄だと。
目先の戦利品にとらわれず、戦に勝利することに価値観を変えたリーダーシップです。
混沌とした現代社会の政治においても、出現がまたれるリーダーシップですね。
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