リーダーシップの種類についても、話題に上がるものの一つです。心の知能指数の提唱者である、ダニエル・ゴールマンが分類した6種類のリーダーシップを見てみましょう。
最初はビジョン型。目指す目標をはっきりと示し、進むべき方向性を明らかにしていくタイプです。最も前向きともいえるリーダーシップタイプですが、目標達成の方法や手順はメンバーにまかせるため、自立心の向上などが期待できます。織田信長的タイプ。
2つ目はコーチ型で、1対1でのリーダーとメンバーの関係を最重要視。リーダーはコーチ的な役どころとなり、メンバー各々の目標をサポートします。高いモチベーションを持っているメンバーに効果をあげますが、低い場合はあまり効果がありません。
3番目は関係重視型。メンバーの間の関係性を重視するなど、信頼関係を築いていくことで目標達成をしやすくするタイプです。豊臣秀吉や徳川家康がこのタイプ。
4番目は民主型。リーダーとなったものが、メンバー個々の提案や意見を幅広く受け入れるもの。メンバーが意欲的に活動参加することで、新アイディアの発掘が期待できます。徳川家康は、このタイプのリーダーシップを持っていたともいわれています。
5番目がペースセッター型。高い難易度の目標を目指す場合、具体的なお手本をリーダーがペースメーカーとして見せるタイプです。メンバーが優秀でない場合は、リーダーが自分でなんでもやることにお陥ります。
最後は強制型。圧力や権力といった強力な強制力によって、達成を目指すリーダータイプ。災害などの危機的状況から緊急に脱出したい場合に向いています。
いろいろなタイプのリーダーシップがありますが、自分はどのタイプかを把握しておきたいもの。
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