リーダーシップは格言からも読み取ることができます。ここでは有名な人物が語った、リーダーシップについての考え方を見てみましょう。
最初に紹介するのは歴史的な偉人ともいえる「老子」の言葉から。賢者は人の上に立とうと欲しているときは、人の下に身を置く。人の前に立とうと思うときは、人の後ろに身を置くと述べています。
そうすれば賢者が人の上に立ったときに、その重みを人は感じることがない。さらに賢者が人の前に立ったときにも、人の心が傷ついてしまうことがない。そういう風に語っています。
これはとても深い言葉で、リーダーシップとっては重要。リーダーたるものは、相手のことを理解するということ。
次はあの徳川家康の言葉から。人間は自分の一番関心がある目標に導いてくれる指導者でも、自身の気持ちを理解してくれない人間にはついて行かない。こういう老子と同じようなことを語っています。やはりリーダーたるものは、相手の理解するということが大切なようです。
家康にはリーダーとしての心構えの言葉もあります。それはこういったもの。
家臣を扱うときは禄(ろく)で縛りつけてはならないというもの。さらに家臣の機嫌を取ってもいけないし、遠ざけてもいけない。しかも恐れさせてもいけないし、油断をさせてもいけないと。
徳川家康の言葉だけにリーダーシップが詰まっている言葉です。
偉人の格言に学びたいですね。
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